プラグインの選定、運用、システムの保守を含めてプライム・ストラテジーに委託

ITセンター長 / 研究戦略支援センター部長
畠山 珠美様
国際基督教大学(ICU)が以前使用していた有料ライセンスCMS、は5年前に導入したものでした。この有料ライセンスCMSは、パソコン用のブラウザとフィーチャーフォンには対応していましたが、スマートフォンなどのスマートデバイスには対応していませんでした。現在、大半の学生がスマートデバイスで情報共有をしているため、スマートデバイス対応は必須でした。
そこで、新しくCMSを選定することになり、選定の候補に挙がったのが国内外でトップシェアを誇るWordPressでした。以前より注目はしていましたが、どうしても脆弱性の問題やプラグインの選定の件など、ICUが採用するにあたってクリアしなければいけない課題があり、迷っていました。
そのような時にプライム・ストラテジーから提案いただいたのが「KUSANAGI for Microsoft Azure」です。「Microsoft Azure」は以前から利用しておりセキュリティ面、パフォーマンス面で安定した評価がありました。「KUSANAGI for Microsoft Azure」はWordPressのセキュリティ面の強化がはじめから行われており、安全なサイト運用ができる実行環境としてICUは評価しました。結果的にプラグインの選定、運用を含めた技術的サポート、システム全体の保守を含めてプライム・ストラテジーに委託することにしました。今後スマートデバイスに対応したWordPressサイトを健全に運用できることを期待しています。
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学生と教員の割合は18:1、学生一人ひとりへのきめ細かな指導が特徴
国際基督教大学は、1953年に日本で初めて大学名に「国際」を冠するとともに、日本初のリベラルアーツ・カレッジとして献学された大学です。同学はキリスト教の精神にもとづき、「国際的社会人としての教養をもって、神と人とに奉仕する有為の人材を養成し、恒久平和の確立に資すること」を大学の使命として定めています。学生約3000名に対して教員が160名程おり、学生と教員の割合が18:1と教員の割合が高い事が特徴で、少人数教育を実践しています。
履修登録や大雪の時などアクセスが集中する時でも快適に閲覧できる学内ポータルサイトが欲しかった
ICUのWebサイトが改ざんされたりすることは、信頼失墜につながるためセキュリティ対策はとても重要です。そして、学生がアクセスする学内ポータルサイトは学生の履修登録や大雪の時などアクセスが集中することが多いため、快適なWebサイト閲覧を実現するうえで高速であることを重要視しています。ICUは「KUSANAGI for Microsoft Azure」を採用することにより、高速なWebサイト環境を実現いたしました。また今後、運用面では「KUSANAGI公式サポートサービス」による健全なアップデートが可能になり、高いセキュリティが確保され、WordPressをより安全に利用することができようになることでしょう。学内ポータルサイトを安全で快適に閲覧できる環境は魅力的ですね。