WordPressの構築から最適な運営環境を整えてくれるプロフェッショナル集団

株式会社蔵守は、WordPressサイトの制作と保守を事業の中核とし、それに付随して、顧客のニーズやWebサイトの成長予測に合わせた拡張がしやすいネットワーク環境を作り上げてくれるという、まさにWeb回りのプロフェッショナル集団と言える。WordPressの知識や経験も豊富で、カスタマイズはもちろんのこと、運用中サイトのバージョンアップ、プラグインの更新など、Webサイトの運営上必要なものの、顧客にとっては煩わしい作業も対応する。また、「KUSANAGI」の提供が開始された直後から、自社サイトや、多くの顧客のサイトへ導入してきた。実は同社では、自社開発のサイト高速化の技術を保有しており、そのため、「KUSANAGI」の技術に対する理解はとても深いもので、さらに豊富な「KUSANAGI」導入経験を持つ同社は、プライム・ストラテジーにとっても長年にわたって付き合ってきた非常に心強いパートナーなのだ。
代表取締役 濱田文氏はプライム・ストラテジーとの関係について、次のようにコメントしている。“イベントや勉強会でサービスを拝見して、参加してみようということになりました。「KUSANAGI」についてはWordPressでは必須だと思っているからというそういう感じですね。”
700サイトに「KUSANAGI」を導入、その効果とは

同社はそれまで、自社開発のサイト高速化の技術を提供してきたが、顧客の要望によっては「KUSANAGI」が適している場合があり、その度に採用してきたという。そうして対応してきた中で、その導入の容易さやその効果を感じとり、顧客の環境を「KUSANAGI」に統一することにし、計300サイトの移行を完了させた。
また、ある顧客からの依頼に対し、「KUSANAGI」を導入することで、サーバリソースの最適化を実現し、効率化に成功したという。取締役 経営管理本部長 濱田 真澄氏はこのプロジェクトを振り返り、次のようにコメントしている。“あるホスティングもやっている制作会社さんから、2つのサーバで400サイトを詰め込んでいるので、それをすべて「KUSANAGI」に対応させてほしいという要望がありました。そうしたら早くなったからもっと詰め込める!と言われたことがありました。”
⇒KUSANAGI導入前に自社サイトも高速化するかどうかチェックしてみる
⇒高速化を実現したKUSANAGIを見てみる
エンジニアからも顧客からも高評価を得ているサービス
このように、多くの顧客サイトに導入してきた同社だが、当初から導入に苦労したことはなく、初期を振り返れば、こうした機能が欲しいといった要望はあったものの、プライム・ストラテジーのエンジニアとのやり取りの中で機能はどんどんブラッシュアップされていったため困ることはなかったようだ。また、これまでに導入をサポートした顧客からも、管理画面が速くなったと高評価を得ているという。
その評価について、真澄氏は次のようにコメントしている。“便利だなーと思いましたし、エンジニア陣も喜んでいました。いちいち毎回設定をしなくてもよくて楽だということや、プライムさんのエンジニアとこういう機能が欲しいということでやり取りしていたりして、うちが使う機能を作ってもらったりしました。Concrete5で動く「KUSANAGI」をさくらインターネットから言われて書いたものはお問い合わせも多く、とても評判が良かったです。”
WordPressの高速化には「KUSANAGI」
最近のWebサイトへの顧客側からの要望の傾向はどんどん変わってきているという。
以前は、WordPressという名前は、知っている人は知っているという程度だったものが、いまやほとんどの人がWordPressを認知している。しかし、WordPressの速度の遅さを指摘する人は、過去に出展した展示会の場で聞いた範囲では6割ほどだったようだ。
そうした認識を持つ人たちから、Webサイト側の高速化をしたいという要望はもともとあったものの、最近では管理画面側の速度を高速化し、業務の効率化を図りたいといった要望が増えてきたという。真澄氏は最近のお問合せの傾向について次のようにコメントしている。“高速化したいという要望は以前からありましたが、今年に入ってからよく言われているものは管理画面を速くしたいということ。サイトはそれなりに早く見えるけど、管理画面を何とかしたいと言われるようになりました。更新するときの管理画面で、ワンクッションツークッションが入るため、やる気がおきない、なんとかできないか、そういう方に「KUSANAGI」を勧めて、移行してきましたが、好評ですね。今では新規のお客様から、「KUSANAGI」でこれがしたい、これができない、こういうことをしたい、といったお問い合わせをいただくことが増えました。自社サイトももちろんですが、いまではもう、「KUSANAGI」を入れるのは当然。WordPressを入れるときは、よほどの理由や事情がない限り、新規で構築するときはほぼ入れています。”