「KUSANAGI」導入前、増え続けるWordPressサイトに辟易していました
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村上 勝俊 様
弊社では、「MONEY PLUS」、「MFクラウドシリーズ」、「マネーフォワード」の3サービスを主に運用しています。「MONEY PLUS」は「KUSANAGI」導入後、回遊率は300%上昇、離脱率は10%減少しました。これはページ表示速度を高速化したことによりユーザービリティが向上したからだと考えています。この仕組みを「MFクラウドシリーズ」や「マネーフォワード」などの別サイトで横展開させていきたいです。
他にも、「KUSANAGI」に出会う前からサービスが増える度にサイトを構築していたため、 サーバー上にWordPressサイトは 40サイト程存在していました。
そのような状況の中で、「KUSANAGI」のドキュメントで公開されているコマンドを参考にして、マルチドメイン+サブディレクトリで1WPに集約することが出来ています。
これらは、KUSANAGIのパフォーマンスがあったからこそだと考えております。
ソースコードを公開している「KUSANAGI」、自社で運用することができてコストの削減になりました
昨年のAWSサミットで「KUSANAGI」のことを知りました。当時、高速化に対応したWordPressのソフトウェアは聞いたことがなかったため、興味を持ちました。「MONEY PLUS」のテストサイトで導入したところ、表示速度2秒と非常に速かったので「KUSANAGI」に乗せ換えることにしました。
当時、サイトの運用・保守をすべて外注することを考えていました。しかし、予算的にも内部で運用するしかない状況だった為、公開されている「KUSANAGI」コマンドを使い、自前で運用に取り組むことになりました。「kusanagi.tokyo」のサイトに運用に必要なソースコードの記載があります。独自で運用を始めて一年が経ちますが、そちらを参考にしながらサイト運営をしております。WordPressに関わる手順書を検索しても、なかなかソースコードまで公開している所はありませんから、「KUSANAGI」のようなサービスは、あってほしいと願っていたものでした。
⇒KUSANAGI導入前に自社サイトも高速化するかどうかチェックしてみる
⇒PV増加と高速化を実現するKUSANAGIを見てみる
⇒担当者の運用負担を軽減できるマネージドサービスを見てみる
今後「KUSANAGI」を使ってやりたい、「サーバー無停止」の環境づくり
有名なキュレーションメディアに自社のメディアを取り上げてもらうには、サーバーが常に安定して稼働していることが必要不可欠です。そのため、冗長構成を取り入れてWordPressのメジャー・マイナーのバージョンアップを、サーバーのダウンタイムゼロで、複数インスタンス構成でやりたいと考えています。さらにオートスケーリングに対応させ、サーバーの無停止を更に追求していきたいです。