ワインの個性を最大限引き出すワイングラスの名門「RIEDEL」
ワイングラスの名門として知られる「RIEDEL(リーデル)」。ワイン通であれば、その名前を一度は聞いたことがあるだろう。
近年ではビール用グラスや日本酒用グラスでも知られるようになり、ビール好きからしても、一度は使ってみたいグラスとしてその名を口にする人も多い。
創業260年を数える「RIEDEL」が長年、その名前を世界中のワイン通、ビール通の人々に知られるようになったのは、なんといっても個別のワインに対して、グラスがそのお酒の味覚と香りを最大限に引き出せるような設計と製造姿勢にある。
ワインにはそれぞれの個性があり、グラスの形状が変われば、口に流れ込む位置も変わり、香りも変わる。口に流れ込む位置が変われば、感じる味覚も変わる。香りが変われば、ワインそのものに対する印象も変わる。ビールもまたしかりである。
「RIEDEL」は世界で初めて、お酒の個性に合わせたグラスをお酒の製造者とともにワークショップ(テイスティング)を繰り返し、そのお酒に最高にマッチしたグラスを生み出したブランドなのだ。
このグラスを使ったことがある方はわかると思うが、今まで好んで飲んでいた好きなお酒が、「RIEDEL」グラスで飲むことで、改めてそのお酒のすばらしさに惚れ直せられるような違いを感じるのである。この事例を読まれた方で生涯飲み続けたいと思うお酒がある方、そういうお酒を見つけたい方は、最適な「RIEDEL」グラスを使って、好きなお酒の良さをさらに引き出してみるのも良いだろう。
テイスティングセミナーでお酒の個性の引き出し方を学ぶ
このような素晴らしいグラスをもっと多くの人々に知っていただくべく、RSN Japan株式会社は直営店にてテイスティングセミナーを開催している。これはほぼ毎日のように各店舗で実施しているもので、約1時間の体験セミナーである。
テイスティングセミナーは4種類のワインを、5種類の形状のグラスでテイスティングし、グラスを変えるとワインの香りや味わいが変わってしまうことを体感し、正しいグラス選びとお手入れ方法、基本的なワインの品種特性などについて学べる人気のセミナーである。
テイスティングセミナーで「RIEDEL」のすばらしさ、お酒の個性を引き出す知見が学べることから、テイスティングセミナーに参加し、ファンになる方も多いという。
テイスティングセミナー
https://www.riedel.co.jp/tasting/
テイスティングセミナーを迅速に運営するためのWeb機能改修

RIEDELファンを獲得する手段としてテイスティングセミナーはとても有効である。しかし、テイスティングセミナーのWebページ作成や予約ページ作成をRSN Japan株式会社 デジタルマーケティング 饒辺香菜 氏が取りまとめていた。
同社は「KUSANAGI」導入時にこの点を改善し、テイスティングセミナーを各店舗の担当者がHTMLの知識がなくてもページが作成できるようにした。
これにより饒辺氏の作業時間が1日2時間短縮することができた。饒辺氏は導入前の苦労を振り返って次のようにコメントしている。“従来も店舗ごとにテイスティングセミナーのページを簡単に作れるようにテンプレート化していたが、イレギュラーな対応が発生すると大変だった。”
RIEDELの名前が知られれば知られるほど、アクセス集中が発生

同社が「RIEDEL」のマーケティング施策を強化することで、認知度が上がり、Webサイトへのアクセス集中が発生しやすくなるようになっていった。RSN Japan株式会社 マーケティングリーダー 富樫聡 氏は当時を振り返って次のようにコメントしている。“業界著名人の方が、「RIEDEL」を紹介するたびにアクセス集中が発生し、場合によっては著しくレスポンスが落ち、お客様にご迷惑をおかけすることもありました。RSN Japanとしてはアクセス集中が起きているときこそ、より多くの方々に「RIEDEL」を知っていただくチャンスです。アクセス集中が起きた時でも快適に公式サイトが閲覧できるようにしたかったのです。”
⇒KUSANAGI導入前に自社サイトも高速化するかどうかチェックしてみる
⇒高速化を実現したKUSANAGIを見てみる
⇒担当者の運用負担を軽減できるマネージドサービスを見てみる
「KUSANAGI」導入後はPVが数倍から数十倍に増加
「KUSANAGI」導入後は、アクセス集中が発生してもパフォーマンスが劣化することがなくなった。全てのページにおいて離脱率が減少し、PV数は数倍に増加し、テイスティングセミナーやブランド紹介のページは様々な施策も功を奏し、30倍以上に伸ばすことができたという。これはリニューアルのタイミングで様々な施策を展開したことも勿論あるが、更新しやすくなったことや、一番拡散力が高いアクセス集中時のパフォーマンスが向上したことがあげられる。
⇒KUSANAGI導入前に自社サイトも高速化するかどうかチェックしてみる
⇒PV増加と高速化を実現したKUSANAGIを見てみる
⇒担当者の運用負担を軽減できるマネージドサービスを見てみる
Webデザイン、UIが好評価
今回のWebリニューアルでこだわったのはデザインである。デザインはブランドの印象を左右し、導線が悪いと見てほしいページを見てもらえないケースもある。今回のWebリニューアルでデザインも担当したプライム・ストラテジーは同社のプロジェクトメンバーと議論し、調整した結果、大変良いデザインとなった。
本デザインを担当したプライム・ストラテジー株式会社 小杉崇文は中でも高い評価を得ている。小杉は振り返って次のようにコメントしている。“6年前にデザイナーとして入社以来、リーデル様とは今回のコーポレートサイトのリニューアルプロジェクト以外にも、様々な案件でお付き合いさせて頂いておりました。その中で培ったデザインのノウハウやWordPressの構築スキルを活かし、少しでもリーデル様に還元出来ればと考えておりましたので、『リニューアルのデザインは是非とも小杉さんにお願いしたい』と仰って頂いた時は、正直涙が出るほど感激したのを覚えています。”