お部屋探しのコツや知識をまとめたメディア「Rooch」

株式会社エヌリンクスは、ゲーム攻略サイト「アルテマ」を始めとするメディア運営、営業アウトソーシング、コールセンター、採用支援、バーチャルYouTuber、マッチングアプリの運営と様々なサービスを展開している企業だ。
主力事業の1つがメディア事業で、「Rooch」は2014年にリリースされた。このサイトはお部屋探しのコツや知識をまとめたメディアとして、自社サービスである「イエプラ」への送客を目的とし、月間170万PVという人気サイトだ。
マーケティング統括本部 執行役員の川嶋氏は、「Rooch」について次のように説明する。
「Roochは、チャットでお部屋を紹介するネット不動産屋『イエプラ』と、不動産屋『家AGENT』が運営する、部屋探しの疑問や街の情報について紹介するサイトです。そのため、記事を見ていただき『イエプラ』や『家AGENT』をご利用いただくというところが目的になります。意外と知らないことが多いお部屋探しの情報を専門家の監修も入れて社内で作成しています。読者にとってより良い記事を出したいという思いから当社ではこの体制を貫いています。」
SEOの最大化のために、対策に限界を感じていたCore Web Vitalsの改善を目指してKUSANAGI、WEXALを採用

お部屋探しにおける、対象の検索キーワードは激戦のものが多いためSEO対策が欠かせない。しかし、高速化という面での対策は特にしていなかったため、Core Web Vitalsについての通知をGoogleから受け取ったところから、対策を早急にしていく事になった。
「当初は自社ではもぐらたたきのようにサイトの問題を1つずつ潰していましたが、高速化に特化した知見はなかったため、途中で行き詰まってしまいました。その間にも、検索順位の評価指標に適用開始をするというタイミングが迫ってきていたため早めに対策を決めて進めていかなければならない状況でした。」
こう話すのは、技術戦略室CTOの佐源太氏だ。
「そんな中、プライム・ストラテジーのWEXALのことを知りました。サイトの高速化とWordPressにおけるプロフェッショナルということで、RoochもWordPressを利用しているため、早速話を伺うことにしました。WordPress、高速化、そしてサーバの技術力を持っていたプライム・ストラテジーは当時の問題を解決するためにピッタリの企業だと思いました。」
⇒KUSANAGI導入前に自社サイトも高速化するかどうかチェックしてみる
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課題だったCore Web Vitalsの評価の大幅改善を実現し、安定したGoogleの評価を獲得
導入作業は、当時利用していたサーバにログインし、新しくKUSANAGIのサーバに載せ替えるためのデータをもとにサイト移設を行い、その後WEXALの適用によりスコアの改善を図るような流れで進んだ。
導入後は、安定してスコアは向上した状態になっており、Core Web Vitalsの対策をしなかったことによるSEO低下などのリスクを極限まで下げることができているため、満足頂いている。
今後、WEXALに期待していることとして、チーフクリエイターの菅生氏はこう語ってくれた。
「当社はメディアサイトを複数運営しているため、現在KUSANAGI、WEXALを使っていないサイトにも適用してCore Web Vitalsを向上していきたいと思っています。そこで、サイトごとにWEXALの設定ができるようになるといいと思いました。また、よりライトに使うことができるようにWordPressなどでWEXALのプラグインを正式版で開発いただけると嬉しいです。」

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