レスポンスが遅く画面が表示されないこともあった
もともとはレンタルサーバのシェアードサーバを使用していました。「Coconas」は運営開始後に一気に記事が増えたため、その際にレスポンスが遅くなりました。特に記事編集時のレスポンスが遅く、コンテンツの更新に手間取るようになりました。月間PV30万くらいからはさらに負荷がかかり、最悪の場合画面が表示されないということもありました。このような場合、通常であればページキャッシュを使うというのが定石です。しかしページキャッシュ同士が喧嘩をしたり、またそれが原因でさらに遅くなるといったようなこともあり、ページキャッシュ対応では試行錯誤を余儀なくされました。結果としてページキャッシュ効果をあまり感じられませんでした。
導入のきっかけは”圧倒的なKUSANAGIの速さ”を目の当たりにしたこと
もともとプライム・ストラテジーのWebサイトを見ており、KUSANAGIに注目していました。セミナーのご案内があったので参加し、デモを見てみたところ、体感速度が圧倒的に速くなることを目の当たりにし、「これ入れたい!」と思い、すぐにKUSANAGI導入を決めました。
KUSANAGIの導入後の印象
データ移行ではAWS固有の問題があり、マニュアル通りでない部分もあったので少しつまずきましたが、KUSANAGI導入時の構築自体はとても簡単でした。 1番印象にあるのは、管理画面が特に速くなったこと。KUSANAGIがあればページキャッシュがなくてもよくなったので、 ページキャッシュのプラグインも使わなくなりました。さらに応答速度は統計上半分になりました。現在は、AWS M4ラージサーバ1台 4GBで運営していますが、CPU使用率が40%以下なので、まだまだ余裕がある印象です。今の状況を見ていると現状の構成で月間100万PVまで耐えられるように思えます。
⇒KUSANAGI導入前に自社サイトも高速化するかどうかチェックしてみる
⇒PV増加と高速化を実現するKUSANAGIを見てみる
⇒運用コストと担当者の運用負担を軽減できるマネージドサービスを見てみる
KUSANAGIで100万PV作るサイトを育てる
「Coconas」を月間100万PVのサイトに育てていきたいです。KUSANAGIはその「Coconas」を支える重要な基盤であると考えます。
今後は他のメディアでも標準基盤としてKUSANAGIを採用していきたいと考えます。