WordPress/CMSの保守/マネージドサービス事例

スポーツに関連する様々なサービスを提供する株式会社スポーツフィールド。サービスサイト等6サイトをKUSANAGIマネージドサービスの導入により社内リソースなどの問題を一括解決

KUSANAGI for AWS

IT・サービス

事例概要

運用効率の改善 的確な提案 サーバの一元管理

導入前の課題

  • 既存のWordPressサイトの運用が社内リソース不足で手つかずになっていた
  • サーバー、WordPress、プラグイン等のセキュリティ対応が十分にできていなかった
  • サービスが多く、それぞれのWebサイト管理を1つに統合できずにいた

導入後の効果

  • 既存のWordPressサイトの運用をプライム・ストラテジーのマネージドサービスに集約し統合管理体制が構築できた
  • 従来対応できていなかったセキュリティ対応とBCP対応を実施できた

「スポナビ」「スポチャレ」など、スポーツに関連する事業を行う株式会社スポーツフィールド

株式会社スポーツフィールドは体育会学生の総合就職支援サービス「スポナビ」を始めとした人財事業をメインに「スポーツ」を軸にした様々な事業を行っている。最初のサービスである「スポナビ」は2013年から始まった。体育会学生のための就職支援サービスという領域で、従来は選択肢が多くなかった体育会学生の就職に選択肢を与え、より良い人生の選択ができるサービスである。

その他にもスポーツ経験に強みがある学生向けの就職支援サービスの「スポチャレ」、体育会・アスリート・スポーツ経験者の採用支援・転職エージェントサービス「スポナビキャリア」、現役アスリートのためのキャリア支援を行う「スポナビアスリート」、若手ハイキャリア向けのスポーツ経験者の転職エージェントサービス「スポティブ」、20代に特化したスポーツ経験者向け転職エージェントサービスの「スポチャレ転職」、スポーツ業界専門の求人・転職サイトの「スポジョバ」などサービスも多岐にわたる。

株式会社スポーツフィールドについて専務取締役の森本氏はこのように語ってくれた。

「株式会社スポーツフィールドは、『スポーツ × 人財』という軸から様々なサービスを展開しています。
最初のサービスである「スポナビ」は、顕在的な問題として存在していた体育会学生と企業側のミスマッチを解消するためにスタートしました。体育会の学生は多くの時間をそれぞれの競技のために使っています。更にアルバイトなども並行している学生も多いため、就職活動に多くの時間を使えずにベストな選択にならないケースがありました。企業側も体育会学生を採用したいというニーズはあるもののなかなか採用できないという課題を持っていました。そこを「スポナビ」で解決できるようにしています。

例えば、「スポチャレ」はスポーツ経験者の学生のための就職支援サービスですが就職を支援する当社のアドバイザーは全員がスポーツ経験者です。利用者と同じ経験をしてきたことで、学生さんに寄り添ったサポートができるためこのような体制を取っています。更に、自己分析や面接対策などの支援ももちろん行いますので、学生の皆さんには満足度高く利用いただいております。

その他「スポナビアスリート」は社会人向けのサービスですが現役アスリートのキャリア支援を行っています。アスリートは、現役引退後のセカンドキャリアに悩むケースが多いのが現実です。そこでデュアルキャリアなどの多様な選択肢を提示し、複数のスポーツチームとも提携しながら活動を行っています。最近では、人財系の事業だけに関わらずスポーツウェアの企画・販売などにも取り組んでいます。」

森本氏
株式会社スポーツフィールド 専務取締役ICT開発本部長 森本翔太氏

リソースや技術面の課題からWebサイト運用に十分な対応が取れずにいた

株式会社スポーツフィールドのサービスサイトの多くはWordPressで構築されている。そのためWordPressやプラグイン、サーバー側のアップデートなどを行う必要があるが社内のリソースの問題で後回しになってしまっていた。また各Webサイトをそれぞれ別サーバーで契約しており、管理が煩雑となってしまっていたこともあり自社運用に限界を感じていたという。

当時について森本氏はこのように語っている。

「当時、Webサイトは自社運用していたものの管理やメンテナンスについては手がつけられていないという状態でした。社内でWeb側に対応できるエンジニアの工数が少ないことが理由で、人員もそうですし技術面でも今後十分な運用を自社でやっていくのは厳しいだろうと感じていました。当社にはエンジニアのチームはありますがシニアレベルのエンジニアは様々なプロジェクトを持っているため、Webサイト側は対応できない状態が続いていました。

また同じタイミングでWebサイトの障害発生時における継続性の改善や早期復旧が可能な体制づくりも課題としてあがり、どのように進めればよいか検討していた中でプライム・ストラテジーさんを知ってお話を聞いてみることにしました。」

スポーツフィールド社
国内最大規模のスポーツ人財支援会社 株式会社スポーツフィールド。2024年の入社式&運動会は民間企業初の試みで「スポーツの聖地」である国立競技場で開催された

「KUSANAGIマネージドサービス」とBCP対応などで抱えている課題を一気に払拭へ

Webサイト保守運用体制の構築と各種セキュリティ対応、検証環境設置による本番反映の仕組み構築、BCP(事業継続計画)対応の実施等、課題の整理とそれらへの対応策の策定からプロジェクトはスタートした。

森本氏はこのように語る。

「プライム・ストラテジーさんとお話をして今課題になっているところを一気に払拭できるということがわかりました。KUSANAGI環境にWebサイトを移設する際に手が付けられていなかったセキュリティ対応が行え、KUSANAGIマネージドサービスによる継続的なセキュリティ実施の体制を取ることができました。また近いうちに対応したいと思っていたBCP対応についても実現のためのご提案があり、併せて実施することとなりました。」

プロジェクト統括を担当したプライム・ストラテジー株式会社の酒井は本プロジェクトについて次のように語る。

「本プロジェクトは大きく分けると3つのポイントがありました。
1つはバラバラの環境で運用されているWordPressサイトを共通の基盤に移設すること。2つ目は『一定の規模以上のサイトはBCP対応を行うこと』というスポーツフィールド様のコーポレートガバナンスに沿い、障害発生時でも他リージョンでの速やかな復旧・サイト利用継続性が保てるシステム設計を構築すること。3つ目は検証環境と本番環境の同期の仕組み作りです。『複数のサイトがあり各サイト担当が直接サイト改修を行うため、本番環境を直接作業するのではなく検証環境での改修を確認したうえで本番環境に反映させられるようにしたい』というご要望をうけ、同期させる範囲や同期の仕組みづくりの策定を行いました。

Webサイトの数も多かったのですがスポーツフィールド様のご協力もあり、大きなトラブルもなくスムーズに実施できました。」

万全なWeb保守運用体制の維持を前提に、これからもスポーツに関する様々な新しい事業を展開していきたい

最後に株式会社スポーツフィールドの今後の展望と、プライム・ストラテジーに期待するところについて森本氏に聞いた。

「当社は「スポーツ」を軸にしたサービスで築いてきた顧客との信頼をより強固にしていくことが重要だと思っています。そこで更に様々な新サービスについても今後展開していく予定です。その際にはWebサイトが当社と顧客をつなぐ最初の窓口になるため、万全なWeb保守運用体制の維持をお願いしたいと思っています。
また今後は社内のエンジニア教育にも力を入れていきたいと考えていますので、なにかプライム・ストラテジーさんからも外部目線での発信などをしていただけると嬉しいなと思っています。」

スポーツフィールド社エンジニアチーム。各社員、スポーツ経験を活かしチームワークで開発が進められている

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