事例

ヴァンドームヤマダが運営する多様なコンテンツを取り扱うメディアサイト『VENDOME AOYAMA MAGAZINE』の継続的なWordPress運用をKUSANAGIで実現

KUSANAGI for AWS

小売
運用効率の改善 迅速な対応 的確な提案 セキュリティ改善

導入前の課題

  • オフィシャルサイトのリニューアルにあたり、メディアサイトなど複数のサイトを運営している中でWordPressの利用に関してオフィシャルサイトの担当企業では対応できなかったため、今後の運用・管理体制が不透明な状況であった
  • WordPressやサーバのセキュリティ対応なども適切な体制で実施していく必要があった

導入後の効果

  • KUSANAGIマネージドサービスによりWordPressサイトの管理体制を明確にして運営していくことができるようになった
  • WordPressやサーバ側のセキュリティ対応も定期的かつ緊急の場合は即座に実施ができるようになった

歴史ある日本のアクセサリー企業、ヴァンドームヤマダが運営するメディアサイト『VENDOME AOYAMA MAGAZINE』

株式会社 ヴァンドームヤマダは日本の有名アクセサリー企業である。創業から半世紀を超え、日本におけるファッションアクセサリーの楽しみ方を常に追求し、「日本のファッションシーンに、新しい風を。“調和”を生む力で、明日の扉を開く」というメッセージのもと、「調和:アコール(accord)」の力を大切に事業を行っている。
青山本店を基幹店として全国の百貨店に出店しており、大切な人への特別なプレゼントとしてヴァンドーム青山のジュエリーを購入したことがある方も多いのではないだろうか。

『VENDOME AOYAMA MAGAZINE』はブランド公式サイトのコンテンツの1つとして、新商品紹介、著名人インタビュー記事、占い、診断コンテンツなど読者が楽しめるような内容を提供している。

『VENDOME AOYAMA MAGAZINE』について、副社長 マーケティング本部長の山田氏はこのように語ってくれた。

「ヴァンドームヤマダは半世紀に渡り、日本でアクセサリーの企画から販売を行っている企業です。商品については社員が企画して形になるもの、お客様のお声から商品化されるもの、また様々な著名なブランドやアーティストとのコラボ商品も手掛けてきました。更にお客様がアクセサリーを購入される際には、店頭に来られて当社の担当とお話をしながら理想のものを見つけていただくという形が多いため、新入社員には最初は全員店頭でお客様と接するような仕組みを作っています。企画から販売までを一貫して自社で行うことで当社独自の商品や接客を実現し、ブランドを作り上げていっているところが特徴だと言えます。

『VENDOME AOYAMA MAGAZINE』はそんな当社のブランドをより多くの方に知っていただくためのメディアサイトとして2018年に生まれました。当時よりコンテンツの重要性を感じておりお客様にコンテンツを通して楽しんでいただくために様々なジャンルでコンテンツを発信していくことにしました。当社の新作ジュエリーの記事の発信だけでなく商品の制作エピソードなどもあり、実は人気コンテンツの1つに「占い」もあります。これらのコンテンツを通じて更に多くの方が当社を知っていただけると良いと思っています。」

日本を代表する建築家 隈研吾氏とデザイナー 大村真有美氏のデザインユニットとヴァンドーム青山のコラボレーションライン「ケンゴ クマ プラス マユ」。著名なブランドやアーティストとのコラボ商品もヴァンドーム青山の人気の理由の1つとなっている

また広報グループ長の本田氏はこのように語ってくれた。

「『VENDOME AOYAMA MAGAZINE』には、コンセプトとして“A GUIDE to LIFE’S ESSENTIALS”というものがあります。これは多様性の時代の中で女性が自分らしく、美しくあり続けるためにいま本当に必要なモノ・ヒト・コトを知っていく、ということです。それぞれの記事を通じてこのコンセプトを実現できるようなメディア運営を行っています。

主な読者としては、20代〜40代の女性ですがSNSや広告でも発信をしているため、SNSを活用している世代が読者となります。今後は、当社ブランドを知らない人たちにも読者の層を広げていきたいと考えています。」

WordPressによるメディアサイトの管理やセキュリティ対応の体制が課題に

『VENDOME AOYAMA MAGAZINE』はコンテンツを作りやすいという理由もあり2018年のメディアサイトオープンからWordPressを採用している。

2022年、オフィシャルサイトのリニューアル計画にあたり運営している各サイトの整理が行われた。オフィシャルサイトに関しては各商品のページやEC機能の刷新も含めた大規模なプロジェクトとなったが、WordPressで運営している『VENDOME AOYAMA MAGAZINE』については「継続的なサイト運営をしていく」という点で課題が見つかった。

当時について経営企画部 情報システムグループ長の松村氏はこのように語ってくれた。

「『VENDOME AOYAMA MAGAZINE』はWordPressで最初から運営してきましたのでオフィシャルサイトリニューアルのタイミングでもWordPress運用の変更は考えていませんでした。しかし今回オフィシャルサイトを担当してくれる企業様より「WordPressは対応範囲外である」ことが明らかになり、また社内にも知見が少ないため、WordPressやサーバを熟知し、継続的に安全・安心で運用できるような体制を作っていくことが必要となりました。

またサイトURL変更やセキュリティ対応など、サイト運営していく中で出てきていたいくつかの問題に対しても対応する必要があったため、WordPressやサーバの運用実績が豊富で、信頼できる企業様と保守体制を構築していきたいと考えていました。そこで調べていたところプライム・ストラテジーさんの情報にめぐり逢いまして相談をしました。」

『VENDOME AOYAMA MAGAZINE』のWordPressサイト保守体制は万全になり、安心してコンテンツ制作に集中して取り組むことができるようになった

プロジェクトは従来利用していたサーバからWordPressサイトに関係する部分をKUSANAGI環境へ移設するだけでなく、これまでサブドメインで運用されていたマガジンサイトをオフィシャルサイトの配下に配置されるようFQDNを変更するため、データベースやテンプレートの修正および必要なサーバ構成の見直しも行われた。

移設時やその後の体制について、松村氏はこのように語っている。

「今まで作ってきたコンテンツは当社の資産です。これをしっかりと新しいサーバの方に移設して新環境で運用を継続するということは当社の中でもとても重要なことでした。そのため当初は不安な部分もありましたが、実際の作業にあたりプライム・ストラテジーさんがしっかりと計画建てて説明をしてくださったため、安心してお任せできると思うようになりました。その結果移設作業においては特に問題も発生せずにスムーズに完了をすることができました。

KUSANAGIマネージドサービスの体制になってからは、『VENDOME AOYAMA MAGAZINE』の閲覧やセキュリティに大きな問題が発生したことは無いですし、当社側もインフラやセキュリティの部分は専門の企業にお任せして、お客様のためにより良いコンテンツを作っていくための時間に集中できるようになりました。」

VENDOME AOYAMA MAGAZINE 人気コンテンツの1つ「くまの“テオくん占い”」。ヴァンドーム青山のオリジナルキャラクター、くまの“テオくん”が占い結果をナビゲートしてくれる

継続してコンテンツを発信していく中で、重要なインフラ部分は安全第一で引き続きサポートをしてほしい

最後に今後の『VENDOME AOYAMA MAGAZINE』とプライム・ストラテジーついて、山田氏はこのように語ってくれた。

「今後の『VENDOME AOYAMA MAGAZINE』は、今までヴァンドーム青山をご利用いただき、情報をチェックいただいている方向けの内容に加え、新しい読者層を増やしていくためのコンテンツも増やしていきたいと考えています。
そのためには当然のように快適に安心して記事を閲覧できる状態である必要があります。WordPressとサーバ側は安全第一で引き続きサポートをお願いしたいと思っています。」

VENDOME AOYAMA MAGAZINEでは時計とジュエリーのスタイリング提案など、ジュエリーブランドならではの特集記事も多数掲載されている

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