こんにちは。プライム・ストラテジーCMOの吉政でございます。
今回も前回に続き、プライム・ストラテジーのCMOに着任する前の話です。前職でWebの開発会社に逃げられたお客様の引き継ぎを2社担当したことがあります。
開発会社に逃げられた事例
1件目は、納期1か月前に当時受注した開発会社が音信不通になったとのことで、1か月でリニューアルを完成させるというものでした。当時の設計内容を拝見すると、WordPressの高度なカスタマイズが必要な案件でした。一つのWordPressの中に、複数のCMSを同居させるような要件で、当時の技術者もかなり苦労したのではないかと思います。かなりのカスタマイズ量があったので、当社の契約が終了した後は引き継ぐのは大変だなぁと思いながら開発をしていました。
2件目は、クラウドのストレージ障害により、バックアップも取っていない状態で、復旧できない状態でした。当時開発と保守を担当していた会社では対応できないということで、当社に依頼がありました。当時はマーケティングコンサルティングを担当していたので、同社の業務はおおよそ理解していたこともあり、記憶をたどりつつ、土日でWebサイトをゼロから立ち上げたことがあります。
ここで何を言いたいのかといえば、開発会社や制作会社でも逃げる(または断る)会社が存在するということです。
Webサイトなど、稼働しているシステムを担当する会社に逃げられると本当に困る
一方で、Webシステムなど現在稼働しているシステムを担当する会社に逃げられるとリスクが一気に上昇しますよね。アップデートが滞ることによって、改ざんのリスクも増しますし、何らかの障害が起こる可能性も上がりますよね。中には継ぎ足し継ぎ足しでカスタマイズをしてきて、もういじりたくないようなWebサーバーもあるのではないでしょうか?Webサーバーの場合、構成されているソフトウェアのバージョンアップが必ず発生するはずなので、放置するわけにはいかないですよね。
皆さんの会社でも中身がわかっていないWebサーバーや保守担当がいないサーバーはありませんでしょうか?
恐らく、保守の引き継ぎ先が見つからずに、業者に相談すると、「他社が構築したWebサーバーの保守はできない。リニューアルするなら、お受けできます。」と回答されるのではないでしょうか?
リニューアルとなれば結構な社内工数と発注のための予算が必要となるため、なかなか厳しい状態になりますよね。
そのような時はプライム・ストラテジーに依頼いただきたいのです。汎用技術で構築されたWebサーバーであれば、他社が構築したWebサーバーの保守の引き継ぎができます。もちろん、リニューアルも受けられますし、当社の超高速実行環境KUSANAGIへ移設し、そのタイミングでセキュリティ上怪しい部分を綺麗にすることもできます。さらに、複数の混在環境のWebサーバーを統合的に管理することもできます。
興味がある方は以下のサービスをご覧の上、お気軽にお申し付けください。
KUSANAGIマネージドサービス
https://www.prime-strategy.co.jp/services/kusanagi-managed-service
CMSプラットフォーム統合サービス
https://www.prime-strategy.co.jp/services/cms-platform-consolidation-services
お問い合わせ先
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