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by 草薙沙耶

Webサイト運営の雑多な作業を一括請負、本業に集中し、ビジネスを加速させる

こんにちは、プライム・ストラテジーの取締役副社長の池宮です。

プライム・ストラテジーでは2020年からクラウドインテグレーション事業部を管掌し、「KUSANAGIマネージドサービス」や弊社の成長戦略3分野の1つである「CMSプラットフォーム統合サービス」を担当してきました。

こちらのコラムでは「CMSプラットフォーム統合サービス」周りのお話をしていきたいと考えています。

初回はサービスの紹介をさせて頂きましたので、今回からは具体的な事例についてお話していきたいと思います。

情報システム部門が抱える問題

Webサイトの運営において、必要な手続きや作業には、重要なのにこまごまとしたものが結構あります。

例えば、ドメインやSSLの更新、レンタルサーバ等の環境面の管理やセキュリティアップデートなどです。セキュリティ対策などは必要に応じて行うこともありますので、負担になることも多くなります。

管理しているサイトが一つであればさほど大きな労力は必要になりませんが、これが複数の部門やグループ会社などが運営しているサイトも管理の対象になってくると、一層大変です。当社は様々なお客様の支援をさせて頂いてきましたが、管理・運営しているWebサイトが数件という企業もあれば、最大で100サイトほどの管理をしている企業もあり、数々の運営の苦労を伺ってきました。

こうしたケースで問題となるのは、サイトの立ち上げの時からサイトの運営に携わっていれば情シスも管理がしやすくなりますが、各部門が好き勝手にサイトを立ち上げている場合です。こういったことは大きな企業ほどよくある話でもあります。

この場合、セキュリティ対策に漏れがあったり、ドメインやSSL証明書の更新を忘れていたり、レンタルサーバの管理が不十分で余計なコストが発生していたり…といった、サイト運営上の問題が多数発生しているケースがほとんどです。

乱立したWebサイト、忘れ去られたドメインも多数…管理の状況があやふや

運営中のWebサイトの管理を整理し、委託しようとしたあるお客様の事例です。

その企業では、情シスが手配して管理しているWebサイトの他に、各部門が手配して管理しているWebサイトの2種類がありました。

当然、情シスが管理しているものについては状況の把握ができていますし、Webサイト運営に必要な処理は、数が多くて手間がかかるものの、問題なく処理されてきました。ですが、各部門が管理しているWebサイトとなってくると、情シスに情報が上がってこないことも多々あり、問題が起きてから連絡がくるなど、管理に苦労していたようです。

そんなある時、現存するWebサイトの数が増え、管理が煩雑になったため人手が足りなくなってきたそうです。そこで、Webサイトの運用見直しを行いつつ、運営を一括で外部に委託しようという流れになったそうで、当社にお話をいただきました。

Webサイトにかかる事務手続きを一本化、事務手続きの負担軽減

この時、当社はまず、Webサイトを整理するため、現存するWebサイトを一覧にし、ドメイン、SSL証明書の取得先や契約期間、サーバの所在などの情報を洗い出しました。この時、お客様が事前に調査、把握していたWebサイト以外にも多数のWebサイトがあったようです。

さらに手配をしていたのが各部門ということもあり、契約期間もレンタルサーバもバラバラで、これをそのまま運用すれば事務処理に時間が掛かることは明白でした。

そこで当社は、すべてのWebサイトの中で、運用を継続するものに関してはドメイン、SSL証明書をすべて取得しなおし、レンタルサーバも一つのサービスにまとめるという作業を行いました。この際、すべての購入を当社が一括で行うことで、お客様から見た契約先を一本化し、年に一度、年間の稟議書を1件上げればいいという状態にしました。その後は定期的に報告会を実施し、レポートの作成を行うなど、お客様が本業に集中できるようなサポートを継続しています。

お客様からは、「こまごまとした作業を依頼できるようになったので、本業に集中できるようになった」、「各部門や外部ベンダーの方々とも窓口となってコミュニケーションを取ってくれるので齟齬が生まれにくく楽になった」という嬉しいお言葉を頂きました。

煩雑な作業を任せ、本業に集中できる環境へ

Webサイトの数が増えるほど、様々な個所での管理が煩雑になります。

この事例ではドメインやSSL証明書、レンタルサーバの代理購入などを行いましたが、実はCMSやメールリレーシステムなどの有償ライセンスの代理購入をすることもあります。

また、日々運用する中で、意外と抜けがちなのがクラウドサーバの負荷を把握することです。私自身の経験として、個人で管理してるクラウドサーバを放置してしまったことで、17万円ほどの請求を立ててしまったことがあります。正直痛手です。

実はこうした垂れ流しの状態になってしまっているクラウドサーバは意外と多く、こちらのお客様のケースでも、検証環境が動きっぱなしになっていたことを、当社のAIによる検知・提案で気づきました。その後、お客様と相談し、必要な時間帯だけ起動するなど、サーバの特性に応じた設定をすることで原価を下げることに成功しました。

当社はKUSANAGIやAIツールなど、様々なツールを活用することで、Webサイト運営におけるシステム面の最適化と、本サービスによるサポートでお客様が本業に集中し、ビジネス加速のお手伝いができるよう注力しています。

もし、日々の運用の中で、他の業務に集中したいのに雑多な作業が多くて困っている、手間に感じている作業があるといったお悩みがあるようでしたら、ぜひ当社にご相談ください。

当社はAIによる自動化を積極的に活用している技術の会社ではありますが、その一方でコミュニケーションを大切にしている会社でもあります。是非ご相談ください。

CMSプラットフォーム統合サービスについては以下をご覧ください。
https://www.prime-strategy.co.jp/services/cms-platform-consolidation-services

お問い合わせはこちらから。お気軽にご連絡ください。
https://www.prime-strategy.co.jp/contact-us

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