こんにちは。プライム・ストラテジーCMOの吉政でございます。
先日、W3Techsの資料を見てみたところ、日本語のCMSサイトの82%がWordPressであることがわかりました。
引用元:https://w3techs.com/technologies/segmentation/cl-ja-/content_management
シェアとして82.8%ともなると、ほぼ独占に近いような状態になっています。その理由を考えてみると、おそらく以下ではないかと考えています。
- WordPress本体やプラグイン、テーマの開発が活発
- コミュニティも活発
- 保守サービスが充実
- 高速化が容易
- 更新しやすい管理画面
このあたりの解説は、先日、マイナビニュースの私の連載コラムで紹介していますので、興味がある方は以下をご覧ください。
https://news.mynavi.jp/techplus/article/itmarket-15
そこで、大手企業はどうだろうかと調べてみると、上場企業 3,821社(総URL数18,559)でWordPressが使用されているドメイン数は4,343サイト(「上場企業CMS調査レポート 2023年8月度」(株式会社DataSign)ということがわかりました。2022年から2023年にかけての比較をすると1年間でWordPressのサイトが上場企業で1,000近く増えたこともわかりました。恐らく、2024年はさらに増えて、もう、ほとんどの上場企業でWordPressが使われても過言ではない状況になっているのではないかと考えています。
2023年8月 | 2022年8月 | 前年比 | 増減率 | |
WordPress | 4,343 | 3,399 | 944 | 127.8% |
ShareWith | 185 | 165 | 20 | 112.1% |
Drupal | 130 | 95 | 35 | 136.8% |
Movable Type | 111 | 118 | -7 | 94.1% |
Blue Monkey | 92 | 70 | 22 | 131.4% |
(引用)「上場企業CMS調査レポート」(2023年8月度及び2022年8月度(株式会社DataSign)
出典元データから抜粋して前年比較と増減率を算定
悪意のある攻撃のターゲットとなるWordPress!?
WordPressが大好きな私どもとしてはWordPressの利用者が増えることは嬉しいお話であるのですが、利用者が増えると悪意ある攻撃のターゲットにされる傾向が高いということを意味しています。実際に私どもの耳には、ランサムウェア攻撃の被害を受けたという話も聞こえてきますし、お客様からのお問い合わせも入り始めています。
そこでこの度、プライム・ストラテジーはランサムウェア・セキュリティに関するご相談窓口を開設しました。
この窓口では対象となるWebサイトの概要をお電話やメールでお伺いし、ランサムウェア・セキュリティに関する以下の様な対応方針についてご提案いたします。
・マルウェア、ウィルス対策等のツールの導入
・WAF等の導入
・アカウント管理
・アップデート 等
興味がある方は以下のページをご覧の上、お問い合わせをいただければ幸いです。
https://www.prime-strategy.co.jp/ransomware/