2022年12月29日のKUSANAGI 9(AlmaLinux OS 9対応版)のBusiness Editionの提供開始に続き、AWSでKUSANAGI 9(AlmaLinux OS 9対応版)Premium Editionの提供を開始いたしました。
AWSでのご利用について
AWSでのPremium Edition(AlmaLinux OS 9)はKUSANAGI 9 for AWS Premium Edition (AlmaLinux OS)のOSのバージョンで選択できます。ご利用方法は公式サイトをご覧ください。
また、AWS Marketplaceでは現在以下のバージョンとOSのKUSANAGIをお選びいただけます。
Business Edition
- KUSANAGI 8(CentOS 7)
- KUSANAGI 9(CentOS Stream 8)
- KUSANAGI 9(CentOS Stream 9)
- KUSANAGI 9(AlmaLinux OS 8)
- KUSANAGI 9(AlmaLinux OS 9)
Premium Edition
- KUSANAGI 8(CentOS 7)
- KUSANAGI 9(CentOS Stream 8)
- KUSANAGI 9(AlmaLinux OS 8)
- KUSANAGI 9(AlmaLinux OS 9)
無償版
- KUSANAGI 8(CentOS 7)
- KUSANAGI 9(CentOS Stream 8)
- KUSANAGI 9(CentOS Stream 9)
AlmaLinux OS 対応版とCentOS Stream対応版について
現在KUSANAGI 9でご利用いただけるOSはCentOS StreamとAlmaLinux OSの2種類です。
CentOS Streamは Red Hat Enterprise Linux(RHEL)のアップストリームとして提供されているLinuxディストリビューションです。CentOS Stream 9の開発をもとにRHEL 9 が提供されています。
KUSANAGIのCentOS Stream対応版は十分な検証を行ったうえでいちはやくアップデートを取り入れることができます。そのため、開発・検証用途や非商用環境のほか、商用環境でもご利用いただける環境として開発をおこなっています。
AlmaLinux OSはRHELに完全な互換性をもつ Linux ディストリビューションです。RHEL 9 をもとにAlmaLinux OS 9が提供されています。AlmaLinux OSはサポート期間も長く、安定しているため、商用環境に適しています。そのため、KUSANAGIのAlmaLinux OS対応版については商用環境でのご利用を前提とし、より長期間安定的に利用頂く環境として有償版を中心に開発をおこなっています。
KUSANAGIのエディションについて
KUSANAGIは用途や規模に応じて以下3つのエディションからご選択いただけます。AlmaLinux OS対応版は現時点ではBusiness Edition、Premium Editionのみの提供となっております。
無償版
KUSANAGI をお気軽に試してみたい方向けの個人ユース版です。KUSANAGIの標準機能をご利用いただけます。
Business Edition
ビジネスユース向けの有償版KUSANAGIです。企業サイト、文教サイトといった「安心」「安定」が求められるWebサイトにご利用ください。WordPressの動作保証と、対応OSのEOLまでのリポジトリからの各種モジュールアップデートに対応しています。
Premium Edition
ビジネスユース向けの有償最上位版KUSANAGIです。大規模メディアサイト、大規模企業サイト、大規模文教サイトなどにご利用ください。提供しているKUSANAGIのすべての機能がご利用可能です。Web高速化エンジン「WEXAL® Page Speed Technology®」搭載で多層的な最適化による表示高速化の実現に対応しています。
今後の流れ
KUSANAGI 9をより多くの皆さまにご利用いただけるよう、クラウド展開を進めるとともに、2024年のCentOS 7のEOL(KUSANAGI 8)、CentOS Stream 8(KUSANAGI 9)のEOLに備え、バージョン間の移行のサポート機能の拡充も進めてまいります。