CentOS Stream 8/9に対応したKUSANAGI 9 for VMwareの提供を開始しました。
KUSANAGI 9 for VMwareについて
KUSANAGI 9 for VMwareは、最新版のKUSANAGIのVMware製品対応版です。
これまでKUSANAGI 9はクラウド環境のみで提供してまいりました(KUSANAGI 9 for Vagrantを除く)。この度VMWare版を提供することで、各企業のデータセンターなどオンプレミス環境への導入も可能となり、エンタープライズユースでのKUSANAGIの導入が促進されることが見込まれます。
ご利用方法について
KUSANAGI 9 for VMwareは、以下2つの環境で確認済みです。
- VMware Workstation 17 Pro
- VMware ESXi Version 7.0
KUSANAGI for VMware(KUSANAGI 8)と同様に、OVAイメージとして無償で提供いたします。ご利用方法の詳細はKUSANAGI公式サイトのKUSANAGI/KUSANAGI 9 for VMwareをご覧ください。
※KUSANAGI for VMware(KUSANAGI 8)をご利用の方は、KUSANAGI 9 for VMwareへの移行をご検討ください。
今後の流れ
VMwareを基盤とするクラウドプラットフォーム等へのKUSANAGIの提供を進めてまいります。
超高速CMS実行マシン「KUSANAGI」について
KUSANAGI はプライム・ストラテジーが開発・提供する高速でセキュアな仮想マシンイメージです。世界34カ国209リージョン、国内外の主要な31プラットフォームでご利用可能(2023年5月現在)で、累計稼働台数は7万台を超えています(2023年2月現在)。
一般的なクラウド環境 (*1) においてページキャッシュ利用時に1秒あたりの同時リクエスト数約25,000超 (HTTP時) 、ページキャッシュ非使用時に1秒あたりの同時リクエスト数約210超 (HTTP/HTTPSとも) を実現します。また、標準のLAMP環境 (*2) と比べ、ページキャッシュ使用時に約2,330倍の、ページキャッシュ非使用時に約20倍の高速化を実現します。
個人ユース向けの「無償版」、ビジネスユース向けの有償版「Business Edition」、Web高速化エンジン「WEXAL® Page Speed Technology®」を搭載したビジネスユース向けの有償最上位版「Premium Edition」の3つのエディションを提供しています。
KUSANAGI 公式サイト:https://kusanagi.tokyo/
*1 Microsoft Azure Standard D4as_v4インスタンス (2.35Ghz AMD EPYC 7452 プロセッサ 4 vCPU, 16GiB), Premium SSD LRS, 東日本リージョン, KUSANAGI 9.1.0-1, PHP 7.4.27, Nginx 1.21.4, MariaDB 10.5.13, WordPress 5.8.2 で計測
*2: Microsoft Azure Standard D4as_v4インスタンス (2.35Ghz AMD EPYC 7452 プロセッサ 4 vCPU, 16GiB), Premium SSD LRS, 東日本リージョン, CentOS 7.9.2009, PHP 5.6.40, Apache 2.4.6, MariaDB 5.5.68, WordPress 5.8.2 で計測