AWSで無償版のAlmaLinux OS 8対応のKUSANAGI 9がご利用いただけるようになりました。
AWSでご利用いただけるKUSANAGI について
現在AWSではKUSANAGI 8(CentOS 7)とKUSANAGI 9(CentOS Stream 8 / CentOS Stream 9 / AlmaLinux OS 8 / AlmaLinux OS 9)をご利用いただけます。
KUSANAGI 8とKUSANAGI 9のCentOS Stream 8対応版はEOLまでの期間が短いため、新規に導入される場合はKUSANAGI 9(CentOS Stream 9 / AlmaLinux OS 8 / AlmaLinux OS 9)をご利用ください。
KUSANAGIのEditionについて
KUSANAGIは無償版、Business Edition、Premium Editionの3つのエディションを提供しております。
無償版は、KUSANAGI をお気軽に試してみたい方向けの個人ユース版で、KUSANAGIの標準機能をご利用いただけます。「安心」「安定」が求められるビジネスユースについてはBusiness Editionをご利用ください。
メディアサイトやECサイトなどユーザーエクスペリエンスが収益に直結するサイトには、サーバ、アプリケーションからブラウザでのレンダリングまでのすべてのステップを高速化する「WEXAL® Page Speed Technology®」を搭載したPremium Editionをご利用ください。
| 無償版 | Business Edition | Premium Edition |
KUSANAGIの標準機能 | ○ | ○ | ○ |
ベースOSのEOLまでの、リポジトリからの 各種モジュールアップデート |
x | ○ | ○ |
最新版WordPress対する動作保証 | x | ○ | ○ |
KUSANAGI Analyze (分析機能) | x | ○ | ○ |
KUSANAGI Container (異なるPHPの運用機能) | x | ○ | ○ |
WEXAL® Page Speed Technology | x | x | ○ |
■(ユーザーの皆様へ重要なお知らせ)KUSANAGI 8のサポート終了について
2024年6月30日に予定されているKUSANAGI 8のベースOSであるCentOS 7のEOLに伴い、KUSANAGI8もアップデートの配信を停止する予定です。
OSの異なるKUSANAGI間での移行をスムーズに行って頂くためのコマンドも提供しておりますので、ユーザーの皆様には、大変お手数をおかけいたしますが、KUSANAGI 9への移行をご検討いただけますようお願いいたします。
移行の方法については以下の記事を参照ください
kusanagi migrateコマンドで移行する
KUSANAGIについて
超高速CMS実行環境「KUSANAGI」は、WordPressをはじめとするCMSを高速・セキュアに動かすための仮想マシンで、世界34カ国214リージョン、国内外の主要な30プラットフォームでご利用可能(2023年9月現在)で、累計稼働台数は8万台を超えています(2023年10月現在)。
一般的なクラウド環境 (*1) においてページキャッシュ利用時に1秒あたりの同時リクエスト数約25,000超 (HTTP時) 、ページキャッシュ非使用時に1秒あたりの同時リクエスト数約210超 (HTTP/HTTPSとも) を実現します。また、標準のLAMP環境 (*2) と比べ、ページキャッシュ使用時に約2,330倍の、ページキャッシュ非使用時に約20倍の高速化を実現します。
*1 Microsoft Azure Standard D4as_v4インスタンス (2.35Ghz AMD EPYC 7452 プロセッサ 4 vCPU, 16GiB), Premium SSD LRS, 東日本リージョン, KUSANAGI 9.1.0-1, PHP 7.4.27, Nginx 1.21.4, MariaDB 10.5.13, WordPress 5.8.2 で計測
*2: Microsoft Azure Standard D4as_v4インスタンス (2.35Ghz AMD EPYC 7452 プロセッサ 4 vCPU, 16GiB), Premium SSD LRS, 東日本リージョン, CentOS 7.9.2009, PHP 5.6.40, Apache 2.4.6, MariaDB 5.5.68, WordPress 5.8.2 で計測