当社は、本日、2023 年2月 22 日に東京証券取引所スタンダード市場に上場いたしました。今後とも、 なお一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2023 年 11 月期業績予想(連結)
2023 年 11 月期(2022 年 12 月1日~2023 年 11 月 30 日)における当社グループの業績予想は以下のとおりであります。
2023 年 11 月期 (予想) |
2022 年 11 月期 (実績・未監査) |
2021 年 11 月期 (実績) |
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対売上高 比率 |
対前期 増減率 |
対売上高 比率 |
対売上高 比率 |
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売上高 | 920 | 100.0 | 119.4 | 770 | 100.0 | 559 | 100.0 |
営業利益 | 358 | 39.0 | 120.9 | 296 | 38.5 | 147 | 26.3 |
経常利益 | 335 | 36.4 | 115.0 | 291 | 37.8 | 145 | 26.1 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 232 | 25.3 | 117.8 | 197 | 25.6 | 95 | 17.1 |
1株当たり当期純利益 | 72 円 55 銭 | 69 円 32 銭 | 33 円 52 銭 | ||||
1株当たり配当金 | 0 円 00 銭 | 0 円 00 銭 | 0 円 00 銭 |
【2023 年 2 月 24 日訂正】
2023 年 11 月期 (予想) |
2022 年 11 月期 (実績・未監査) |
2021 年 11 月期 (実績) |
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対売上高 比率 |
対前期 増減率 |
対売上高 比率 |
対売上高 比率 |
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売上高 | 920 | 100.0 | 19.4 | 770 | 100.0 | 559 | 100.0 |
営業利益 | 358 | 39.0 | 20.9 | 296 | 38.5 | 147 | 26.3 |
経常利益 | 335 | 36.4 | 15.0 | 291 | 37.8 | 145 | 26.1 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 232 | 25.3 | 17.8 | 197 | 25.6 | 95 | 17.1 |
1株当たり当期純利益 | 72 円 54 銭 | 69 円 32 銭 | 33 円 52 銭 | ||||
1株当たり配当金 | 0 円 00 銭 | 0 円 00 銭 | 0 円 00 銭 |
(注)
1.2021 年 11 月期(実績)、2022 年 11 月期(実績・未監査)の1株当たり当期純利益は、期中平均発行済株式数により算出しております。
2.2023 年 11 月期(予想)の1株当たり当期純利益は、公募株式数(464,000 株)を含めた予定期中平均発行済株式数により算出し、オーバーアロットメントによる売出しに関する第三者割当増資分(最大 145,000 株)は考慮しておりません。
3.当社は 2022 年8月 30 日開催の取締役会決議に基づき、2022 年9月 15 日付で普通株式1株につき 200 株の割合で株式分割を行っておりますが、2021 年 11 月期の期首に当該株式分割が行われたものと仮定し、1株当たり当期純利益を算定しております。
4.2022 年 11 月期の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和 51 年大蔵省令第 28 号)に基づき作成しておりますが、本資料公表時点において、金融商品取引法第 193 条の2第1項の規定に基づく監査は未了であり、監査報告書は受領しておりません。
当社グループ全体の見通し
当社グループの事業は、「KUSANAGI Stack」とその開発元としての技術力と知見により、顧客のWordPress 等の CMS や Web システムに関わる課題を解決するものであり、当社事業は「KUSANAGI Stack事業」の単一セグメントとなっており、「国内クラウド市場」をターゲットに展開しております。
「CMS」とは「Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム」の略で、Webサイトのコンテンツを構成するテキストや画像、デザイン・レイアウト情報(テンプレート)などを一元的に保存・管理するシステムのことです。CMS を導入することで専門知識なしで Web ページの更新・追加が可能になるため、その利便性から企業が Web サイトを作成する場合等において利用されています。また、「WordPress」は代表的な CMS の1つであり、企業の Web サイト作成において多く利用されています。
当社が開発した超高速 CMS 実行環境「KUSANAGI」、Web 表示高速化エンジン「WEXAL® Page Speed
Technology®」、戦略 AI「ONIMARU® David」によって構成するプロダクト群である「KUSANAGI Stack」により、顧客の WordPress 等の CMS や Web システムを高速かつ安全に稼働させることで、Web サイトへのアクセス集中によるサーバーダウンや表示速度低下の回避が可能になります。
当社グループのサービスは「KUSANAGI Stack」とその開発元としての技術力と知見により顧客の Web運用に関わる課題を解決するものであります。
(a) KUSANAGI マネージドサービス
主としてパブリッククラウド上の「KUSANAGI」を中心に展開されたクラウドコンピューティングリソースおよび「KUSANAGI」上で動作する WordPress を中心とする CMS アプリケーションで構成された法人顧客の Web サイト保守・運用をサブスクリプション型の月額課金にて行う、当社グループの主力サービスであり、売上区分としては「ストック売上」としております。
監視、障害対応、ソフトウェアのアップデート、バックアップの取得、システムパフォーマンスの改善提案や WordPress 関連の技術サポートの提供等のフルマネージドサービスをワンストップで提供しております。
(b) クラウドインテグレーションサービス
KUSANAGI マネージドサービス導入時における移行サービスや移行後の各種追加開発を行う有償サービスとなり、売上区分としては「フロー売上」としております。
(c) ライセンスの販売と知的財産の提供
「KUSANAGI」は無償版の他、上位版(有償版)として長期保証及び最新版 WordPress 系統に対する動作保証を行う「KUSANAGI Business Edition(以下 BE)」、BE に Web 表示高速化エンジン「WEXAL® Page Speed Technology®」・戦略 AI「ONIMARU® David」の機能も利用できる「KUSANAGI Premium Edition(以下 PE)」も提供しております。また、当社にて開発した技術・知的財産およびブランドについては業務提携を通じて他社へライセンス提供を行っております。これらの売上区分としては「ライセンス売上」としております。
当社グループの市場である「国内クラウド市場」は、IDCJapan 株式会社の「国内クラウド市場 用途別 売上額予測、2021 年~2026 年」によると、2021 年の国内クラウド市場規模は、前年比 34.7%増の4 兆 2,018 億円となりました。また、2021 年~2026 年の年間平均成長率は 21.1%で推移し、2026 年の市場規模は 2021 年比約 2.6 倍の 10 兆 9,381 億円になると IDC は予測しています。
このように高い成長率が見込めている市場環境においての当社グループの 2023 年 11 月期の成長戦略の概略は、主力サービスである「KUSANAGI マネージドサービス」のさらなる展開と、知的資本の提供の促進であります。
このような状況の下、2023 年 11 月期の業績予想は、売上高 920,774 千円(前期比 19.4%増)、営業利益 358,663 千円(前期比 20.9%増)、経常利益 335,443 千円(前期比 15.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益 232,730 千円(前期比 17.8%増)を見込んでおります。
その他
※詳細につきましては東京証券取引所スタンダード市場への上場に伴う当社決算情報等のお知らせ、(訂正)「東京証券取引所スタンダード市場への上場に伴う当社決算情報等のお知らせ」の一部訂正についてをご確認ください。
※本リリースに記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は、経営環境の変化等の様々な要因によって異なる場合があります。
※この文章は一般に公表するための記者発表文であり、投資勧誘を目的に作成されたものではありません。投資を行う際は、必ず当社が作成する「新株式発行並びに株式売出届出目論見書」をご覧いただいた上で、投資家ご自身の判断で行うようお願いいたします。