ハイパーオートメーションとは
RPAツールだけでなく、ML(機械学習)を含めたAI(人工知能)や、APIなどのシステム間接続機能などの技術を組み合わせて業務の自動化・高速化を横断的に拡張することを意味します。 ハイパーオートメーションを導入することで、可能な限り多くのITプロセスやビジネスプロセスを自動化し、生産性の向上や運用コストの削減を図る取り組みです
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ハイパーオートメーションがなぜ必要なのか
ハイパーオートメーションの基礎技術であるRPA「Robotic Process Automation」が2016年から日本国内で多く導入されてきました。 当初の目的であった「コア業務へのシフト」「労働力人口の減少への対応」一定量達成されたかと思われます。しかし、業務が高度化されたかといえばそうではありません。 単純に自分の手元業務がRPA化されただけに留まり、業務レベルがより高いレベルに上がったとは言えない状況ではないでしょうか。
ハイパーオートメーションは、関連する複数の技術を連携させ、より広範囲に、より自動的に業務を自動化させ、企業の業務継続性を向上させます。 コロナで経験したような「ニューノーマル」や「デジタル化」などの業務環境が常に変化していく昨今において、人とデジタル(データ化・クラウド化・自動化)がより密に相互補助を実施し、企業の事業継続性・競争力を高めていくことが求められています。ハイパーオートメーションはそのためのテクノロジーとして寄与します。
ハイパーオートメーションへのアプローチ
ハイパーオートメーションは各RPAベンダーもこれかのソリューションとして強く打ち出しています。 しかし、Prime Strategyの考えるハイパーオートメーションとは以下の観点で違います。
RPAベンダーのアプローチ
RPAベンダーは年間ライセンス販売が主たる目的であるため、現在のアプリケーションを利用した自動化に留まり、その中でどう定型業務の範囲を見つけRPA化するかに留まります。
Prime Strategyのアプローチ
業務のクラウド導入を提案し、AIや各種技術が最大限に効果を発揮できる準備を行います。
そしてAIによる自動化を実現し、実行・管理もKUSANAGI Cloud上で実施し、手離れを実現します。(クライアント先環境も可)
サービス内容
ハイパーオートメーション開発・保守
ハイパーオートメーションの企画立案から、開発・保守までのトータルサービスを提供します。仕事の質の改善や高速化・強化で企業に競争優位性をもたらします。
AI導入支援
ルールベースや機械学習/ディープラーニングによるAI導入支援を行います。AIだからこそできる自動化・効率化で業務改善や、データ分析による売上向上に寄与します。
クラウドサービス導入・統合
クラウドサービスの提案から、クラウドサービスと御社ERP・他のシステムとのAPI連携などを構築します。クラウド化によりデータの共有や運用管理のコスト削減などが実現できます。
既存RPAのクラウド化
ブラウザ操作で完了するようなRPAであればクラウド移行が可能です。RPAのライセンスコスト低減や、サーバー側で実行されるため高速化・スケジュール実行化することができます。
業務改善CoE組織の後方支援
業務改善プロジェクトにおける技術提案などの後方支援を実施します。改善したい課題において、どのソリューションが良いかの比較や、試行環境の構築などを実施します。
入力支援ツール(画面)の作成
入力画面が必要となった場合の画面作成も実施します。画面上で入力されたデータはハイパーオートメーションのINPUTデータとなり、関連するシステムへの自動登録を実施します。
ハイパーオートメーションについてもっと詳しく
当社「渡部直樹」によるKUSANAGI Tech Columnの「ハイパーオートメーション」コラム
【事例】 採用業務のハイパーオートメーション化
AsIs
採用業務において日々更新・追加される求職者情報を常に確認・評価しなければならなかった。
ToBe
自動的に求人サイトからの求職データ収集を実施し、AIによるスコアリングで、社内基準をクリアした求職者に対してのスカウト指示など担当者に指示します。普段、担当者はハイパーオートメーションからの指示を待つだけで良く、ハイパーオートメーションを導入することで、運用開始から2ヶ月で採用専任部門を廃止することができました。
採用業務のハイパーオートメーション化に関し、利用している具体的技術についてはYouTubeにて公開しております。
よくある質問
RPAの開発も依頼できるのでしょうか?
単純なデスクトップ・ブラウザ操作の自動化に関してはお引き受けしておりません。RPAが得意な会社を紹介させていただきます。
どのような契約形態になるのでしょうか?
準備フェーズとしているクラウドサービスの導入支援は準委任契約を想定しております。ハイパーオートメーション自体はPrime Strategyから利用企業へのマネージドサービスとして提供され、初期費用・年間利用料での契約を想定しております。
RPAを導入しても効果が出なかった。このような会社でもハイパーオートメーションが効果あるのか?
うまく運用管理出来なかったのかと思われます。サービスとして提供されるため、運用管理はPrime Strategyにお任せください。
自社システムにおいてハイパーオートメーションが導入できるのか見てほしい?
まず秘密保持契約書を締結の上、御社システムの確認を実施させていただき、構成案を提案させていただきます。まずはお問い合わせください。
よくある質問
いきなりすべてのCMSの移行を決めるのは不安です。1サイトから始めることはできますか?
はい、もちろん可能です。実は「課題のあるサイトの運用をご依頼いただき、他のサイトもみてほしい」というお客様が多くいらっしゃるのです。わたしたちは「どのサービスを利用いただくか」ではなく「どうやって御社の課題を解決するか」を大事にしています。ぜひ、現在の課題や将来に実現したいことなどをお話ください。
移行できないシステムはありますか?
KUSANAGIはLinuxベースのOSですので、Windows環境で動作するシステムなどをそのまま移行することはできません。また、社内システムとの連携の仕様などによりクラウドへ移行ができないケースもあります。「10サイトのうち9サイト移して1サイトは残しましょう」というような結論になることもありますが、まずは良い方法がないかを検討しますので、ご心配ごとと合わせてお問い合わせください。
現在利用している環境の契約の切り替えまで時間がありません。どうしても移行を間に合わせたいのですが
できる限りご希望に添えるように対応しますが、難しい場合には余裕を持って契約の更新ができるよう見通しをお伝えいたします。「まだ時間があるし、迷っているから…」という段階でも遠慮なくお問い合わせください。
クラウドに基盤を統一することでCO2の削減に繋がりますか。社内で目標ができたので対応したいです。
各クラウドはカーボンフリーなどの環境問題に取り組んでいます。さらにKUSANAGIによる性能向上でエネルギーの節約が見込めます。クラウドとKUSANAGIを利用することで環境問題にも寄与できるといってよいでしょう。わずかな取り組みも大きな結果につながるため、当社も常に性能向上につとめています。
■Googleの取り組み
https://cloud.google.com/blog/ja/products/infrastructure/sharing-carbon-free-energy-percentage-for-google-cloud-regions
■Amazonの取り組み
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%89%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8Bco2%E5%89%8A%E6%B8%9B/
■Microsoftの取り組み
https://azure.microsoft.com/ja-jp/global-infrastructure/sustainability/#environmental-impact
■さくらインターネットの取り組み
https://www.sakura.ad.jp/information/pressreleases/2021/06/21/1968207372/
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プライム・ストラテジーのサービス
KUSANAGIマネージドサービス
Webアプリケーションからミドルウェア・サーバまでWebサイトの保守管理を一貫体制でサポートします
CMSプラットフォーム統合サービス
増え続けるCMSの運用プラットフォームを統合し、共通の運用ルールのもとで高速に、安全に運用します
WEXAL®モバイル表示高速化サービス
ハイパーオートメーション導入サービス
クラウドインテグレーションサービス
- KUSANAGIの初期セットアップとKUSANAGIへのマイグレーション
- パフォーマンスチューニング
- WAF・侵入検知・アンチウイルス等のセキュリティツールの導入
- 各種CMSからWordPressへの移行
- 常時SSLへのマイグレーション
- WordPress(Webサイト)構築・改修
などWebにかかわる構築から改修、追加実装まで対応します